Archive for 3月, 2009

チャレンジ

3月 30 2009 Published by under つぶやき

sakura

スポーツ観戦好きの私にとって、当然の如くWBCの期間はどっぷりとTVに釘付けでした。その後の盛り上がりにはついて行けませんが、日本代表(侍ジャパンって言いたくない)の奮闘は久々に芯から興奮しました。トップレベルで、実力が拮抗した者同士の真剣勝負は本当に面白いです。相撲では朝青龍と白鵬、フィギアでは真央ちゃんとキム・ヨナさん、プロレスではKENTAと丸藤、テニスではフェデラーとナダルの対決はワクワクします。(個人競技ばっかりだな)その、テニスなのですがチャレンジシステム(ウィンブルドン)って凄くないですか?審判の判定に異議がある場合にビデオで確認できる権利なのですが、このVTR再生がCGなのです。瞬時に。ちらっとでもラインをかすめてればチャレンジ成功と言うことで判定も覆るのです。どこまで正確なんだろうと疑問にも思うのですが他の競技ではなかなか見られない面白いシステムです。

チャレンジ

あんなに長い歴史を持つ大会で勝負を左右するような新技術を導入することは勇気がいることだろうけど、そうした英断の積み重ねも要因となって続いているんだと思います。

4 responses so far

エンプティネス(空白)なのです。

3月 17 2009 Published by under アート・デザイン

あかまる

先週の金曜日、原研哉さんの講演会に行ってきました。古来、日本の文化には“空白”という概念が背景にあり、造形的に簡潔であるだけの“シンプル”とは違いそこに「意味」や「価値」を見いだし、その“空白”を共有できるところに日本人の個性があると。神社や茶の湯等を例に、非常にわかりやすく説明してくださいました。デザインのプレゼンも明快なんだろうなぁ。その話の中で特に印象に残ったのはシンボルの話。日本の国旗を例に、ただの赤い円には元来なんの意味はない。つまり空白。しかし、太陽に感じたりさらには戦争や侵略を想起させたりと、それを受け取る人が様々な意味を付与しているのだと。シンボルに十分な受容力があると、様々な見立てを許容し、内包できるのだと。デザインをする上で、背筋がピンと伸びるような講演会でした。
その後、原さんを囲む会にも参加したのですが会場は参加者で溢れかえっており、残念ながら原さんとは少ししかお話しできませんでした。
しかし参加者の中に以前からお話ししてみたかった福岡のデザイナーさんがちらほらといらっしゃっていろいろとお話を聞いて刺激を頂きました。その後は場所を変え、その方のおしゃれな事務所でこれまた素敵なデザイナーさんを交えて朝まで。。収穫の多い1日でした。

5 responses so far

ItaCa(痛か)

3月 12 2009 Published by under つぶやき

持病の腰痛が再発していてここのところ、かなりスローモーションな生活を送っていましたが、この時期のもっとも深刻な行事、確定申告を無事終えてスッキリ。暖かくなったのでちゃりんこでウロウロとしています。
話は変わって。。
最近ICカードの普及はめざましいですね。1枚も持ってないけど。それにしても、あのネーミングはなんなのでしょうか、ダジャレ的な。。。スイカ、イルカ、イコカ。。デスカなんてものもあるらしい。カードのカ(ca)で終わることと、ICというアルファベットを入れ込むことに苦心しているようですが○○カというダジャレなら博多弁は向いてます。スーッとゴーで「SUGOCA(スゴカ)」なんてのも出来たしね。ウマか~(UmaCa)やウレシか~(UreshICa)、ヤグラシか~(YagurashICa)なんてのはどうだ。あっ、ヤグラシか~は長崎弁(面倒くさい)でした。面倒くさくてどうする。そんな中、もうひとつのメジャーな博多弁○○けんを使って「はやかけん」という福岡市営地下鉄のICカードも発売されたのですが、利便性もさることながら、名称の意味づけの無理矢理感がなんとも。。
「速くて(は)」「環境や人に優しく(や)」
「快適な(か)」「券、カード(けん)」
ネーミング案を通すときに必要なんでしょうね。笑

7 responses so far

津川和美さんの個展

3月 03 2009 Published by under アート・デザイン

日曜日、津川和美さんの第1回個展に行ってきました。グラフィックデザイナーである津川さんが、現代美術に挑戦する!と聞いたのは1ヵ月ほど前でしょうか?「何するの」って聞いたら「わら半紙を使ってね、うんぬんかんぬん。。」と楽しそうに説明してくれていました。
さて、どんなものになるのかなと楽しみにして会場に。

noda

会場には多数のわら半紙に描かれた
抽象的で有機的な線画が壁一面に。

noda

ふわ、ふわっと1枚1枚ゆられて、
それもまた面白かった。

noda

竹ペンで描かれた線は不規則でやわらかい印象
わら半紙の粗い紙質のにじみも良い味でした。

noda

パネルには独特のデフォルメが楽しい
子供や動物などのイラストも。

noda

このイラスト、好きです。

彼女は非常にバイタリティーとアイデアに溢れていて、いつも刺激を与えてくれます。次は何をするのかな。楽しみにしてます。

4 responses so far