エンプティネス(空白)なのです。
先週の金曜日、原研哉さんの講演会に行ってきました。古来、日本の文化には“空白”という概念が背景にあり、造形的に簡潔であるだけの“シンプル”とは違いそこに「意味」や「価値」を見いだし、その“空白”を共有できるところに日本人の個性があると。神社や茶の湯等を例に、非常にわかりやすく説明してくださいました。デザインのプレゼンも明快なんだろうなぁ。その話の中で特に印象に残ったのはシンボルの話。日本の国旗を例に、ただの赤い円には元来なんの意味はない。つまり空白。しかし、太陽に感じたりさらには戦争や侵略を想起させたりと、それを受け取る人が様々な意味を付与しているのだと。シンボルに十分な受容力があると、様々な見立てを許容し、内包できるのだと。デザインをする上で、背筋がピンと伸びるような講演会でした。
その後、原さんを囲む会にも参加したのですが会場は参加者で溢れかえっており、残念ながら原さんとは少ししかお話しできませんでした。
しかし参加者の中に以前からお話ししてみたかった福岡のデザイナーさんがちらほらといらっしゃっていろいろとお話を聞いて刺激を頂きました。その後は場所を変え、その方のおしゃれな事務所でこれまた素敵なデザイナーさんを交えて朝まで。。収穫の多い1日でした。
残念です。
行く予定にしていたのですが、仕事の都合で行けなくなってしまいました。
行ってたら、坂口さんとも久しぶりにお話し出来てたんですね~。
うわ~。なんか刺激がビシビシ伝わってきました。
原さんも福岡のおしゃれなデザイナーさんも
アナグラ生活でノタノタしている私には
遠い存在です(笑)
やっぱ、第一線で活躍している人には
触ると感電しそうなテンションがあるんだろうな~
そんなイベントがあったのですね。
うらやましい。
行きたかったなぁ(そんな時間ないけど・・・)
「空白」を「emptiness」って言い切るところに宗教観にも似た凄み感じますね。すごい。刺激的な日記ありがとうございますv
トモコ様
お仕事でしたか、残念でしたねぇ。
私もお会いしたかったです。
数奴様
感電しましたよ。笑
たまには穴蔵から出なきゃと
思いました。
gm様
多分皆さん、時間を作って来てたと
思うんだけど。。笑
komi様
さすが、つたない文章から汲み取りますね。
原さんの話は日本人の宗教観から始まりました。